ハイレゾ音源のレンタルって出来る?

2017年11月16日

H08

今のところ、ハイレゾ音源の販売に関してはWebの販売サイトからのダウンロード販売がメインになっています。

やろうと思えば実店舗で、USBメモリに書き込むような形での販売も可能だと思いますが、実際にはそういうサービスが始まったという話は聞きません。

では、レンタルの方はどうなっているでしょう?
映画などの動画では、DRMの仕組みを使ってネットでのダウンロード型のレンタルも始まっています。

ハイレゾ音源に関してはこのあたりの事情がどうなっているか、そのあたりをまとめてみます。

・ダウンロードではまだスタートしていない

残念ながら現在のところは、この見出しの通り、ネットからダウンロードする形態では、ハイレゾ音源のレンタルのサービスは始まっていません。

仕組み的には動画のダウンロード方式でのレンタルと同じようにDRMの仕組みを使ってやれば、期限付きで聞くことが可能なハイレゾ音源を作成可能なはずです。

ですが、映画などのように一度見るとだいたい満足できる動画とは違って、音楽は気に入ったものほど日常的に何度でも繰り返し聞くであろう、という違いを販売側も理解しているのかもしれません。

CDのレンタルなどが、実際にはどういった目的で利用されることが多いのかもよく分かっている、というのも、そういった形態のサービスを始めない理由になっていそうです。

・その他のハイレゾ音源のレンタルの可能性

ハイレゾ音源の媒体の形としては数は多くはありませんが、ほかにSACDとか、音声をハイレゾ収録したブルーレイディスクと言ったものがあります。

このうちSACDに関しては、残念ながらレンタルのサービスがあるというお話を聞きません。

SACDは現在再生が可能な機器が基本的には専用のプレイヤーのみでプレイヤーの価格もかなり高価ですから、レンタルのサービスがあったとしても、そもそもそのサービスが対象とする市場が小さすぎるという判断があるのでしょう。

残る可能性はブルーレイディスクの方ですが、こちらはある程度目があるかもしれません。

大手のレンタル会社もブルーレイディスクのレンタルサービスに対応していますから、その扱うディスクの中に、音声をハイレゾのクオリティで収録したディスクが入っていればOK。事実上唯一のレンタル可能なハイレゾ音源と言えるかもしれません。

ただ、ハイレゾ音源自体がまだ本格的に認知されるようになって日が浅いせいもあって、まだまだ音声をハイレゾ収録したブルーレイディスクの絶対数が少ないのが現状です。

こういったものが今時点の状況ですので、ハイレゾ音源のレンタルサービスは現実的には本格的な利用はまだまだ難しい、というところでしょうか。今後、ハイレゾ音源がどの程度普及するかで、このあたりの事情もまた変わってくる可能性はあります。