バランス接続のための「リケーブル」をYinyoo製品で試す

YYX4823 2pin ケーブル 2.5mm 4極ストレート 銀メッキ線 8芯 2.5mm ケーブル 2pin 2.5mm ケーブル シュア掛け 2.5mm バランス 2pin バランス接続 2.5mm ケーブル 2.5mm バランスケーブル KZ ZST ZS10 ZS4 ZS7 AS10 BA10 ZSR ZS6 AS06 LZ A6 TRN V10 V20 TFZ EXCLUSIVE EXCLUSIVE KING SIMGOT EN700 等に対応 Yinyoo (2pin・2.5mm)

先日「中華イヤフォン」のひとつ、RevoNextのQT2を入手して音が落ち着くまでエイジング、「イヤフォン育成ゲーム」的な過程を楽しみました。

実はこのイヤフォンを選んだのには中華イヤフォンだったから、以外にもいくつかの理由があります。

そのうちのひとつはダイナミック型とBA型のドライバのハイブリッドであること。こちらはもう確認できてしっかり作り込んであればハイブリッド型ゆえの弱点はほぼ気にならないことが確認できています。

もうひとつ試してみたかったのがヘッドフォンアンプとイヤフォンの「バランス接続」。せっかく手元にバランス接続が可能なFiiOのQ1 MkIIがあるのだから一度は試してみない手はないなと。

ということでQT2と一緒に、こちらも中国製でお手頃価格の2.5mm 4極端子を持つケーブルYinyooのYYX4823を発注してみていました。

これがまた思いの外品質の良い製品だったのでレポートをまとめてみます。

非常に高級感あふれる外観と低価格っぷり

まず届いた後にパッケージを開けて現物を見たときにインパクト大だったのがその外見です。

6本かな?バランス接続で必要なそれぞれの極に対応するケーブルが完全に独立していて、それを非常に美しい見た目に編み上げてあるケーブルになっています。

それぞれのケーブルの被覆は非常に柔らかい透明な樹脂で、編み上がった状態は銅色のすごく高級感あるルックスをしているのです。

さらに極めてしなやかかつ絡みにくそうな作りになっていて実用性もすごく高そう。

特にオーディオ的に特性が優れた特別な芯線を使っている訳ではなさそうですが、それぞれの線自体の断面積が大きそうなのでインピーダンスは十分に低そうです。

そしてこれだけしっかりした作りのケーブルが売価で1,800円程度。日本生産ではちょっとこの価格は無理ですね。

驚きました。

「シュア掛け」専用

イヤフォンのイヤーピースに接続するコネクタのすぐ後ろには半透明の樹脂製の被覆が追加で掛けられていて、この部分にはいわゆる「シュア掛け」するための癖が付けられています

かなりしっかりとした形状記憶の状態になっていますので、このケーブルを普通に下に垂らす形で利用するためには外側の被覆をなんとかして外さないといけないでしょう。

QT2はイヤーピース自体もシュア掛けを前提にした音導管の取り付け角度になっているようですから、素直にシュア掛け状態で使うのが良いでしょう。

最初は装着で戸惑うのですが、耳に付ける際にこのようにイヤーピースを持つことで大分付けやすくなりました。

一度装着すると安定感はかなり良く、耳の後ろ側で耳に常に接触する形になるせいかはたまたケーブルの被覆の材料の工夫のせいか、カナル型イヤフォンの弱点の「タッチノイズ」がほぼ気にならなくなります

これは大きいですね。

肝心の音は?

まずQT2に標準でついてくるアンバランス接続用のケーブルとの比較では、音、というよりも音場が激変します。2~3回りほど大きな音の空間が出来上がって、カナル型イヤフォン独特のやや狭苦しい音の表現がなくなります。

音場の中心は脳みその真ん中というのは変わりませんが、音の空間が広がることでイヤフォン独特の閉塞感のある音場の気持ち悪さは随分と軽減される気がしました。

音の分離もアンバランス時よりも気持ち良くなる感じもします。

その他の厳密な音の違いまでは正直なところよく分りません。ただ、この広く気持ちの良い音の空間があるだけで、もうQT2をアンバランス接続で使う気にはなれませんね

とても良い買い物が出来たと思います。

RevoNext QT2とYinyoo YYX4823の組み合わせでバランス接続での音楽リスニングの楽しみがひとつ広がった感じです。

お手頃価格ですので、出先で使うときにも必要以上に気を遣いすぎる必要がないのもうれしいところです。