街のCDショップで買えるハイレゾ音源ってある?

2017年11月16日

現在ハイレゾ音源の販売の主流は、インターネットの音楽配信サービスからのダウンロード販売になっています。特に一般的なポップスなどのよりポピュラーな音楽では、ほとんどの楽曲はネットからの購入という形になると思います。ただ楽曲数は限られますが、一部、街のお店でも購入できる形のハイレゾ音源と呼べる製品があります。

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スーパーオーディオCD(SACD)

もう15年ほど前に、普通のCDに記録できる音質の限界を感じたメーカーなどが、CDをはるかに凌駕する音を記録できる媒体として規格を作ったのが、「スーパーオーディオCD」という名前のCDと同じサイズの光ディスクです。

いま、ハイレゾ音源ブームに乗って、より音質が良いとされて販売数も増えてきたDSD形式というタイプのハイレゾ音源も、
元はといえばこのスーパーオーディオCDの録音のための形式でした。

音は非常に良いことは分かっているものの従来のCDプレイヤーでは再生が出来ず、専用のプレイヤーが必要なことなどから、
CDに取って代わる、というところまでは今のところ普及していません。

ただ、ここのところのハイレゾブームで少しずつ見直されてきています。

こちらは、CDのように普通の光ディスクですので、CDショップなどでの取り扱いがあります。ですが残念ながら、販売されている楽曲数は限られています。

ハイレゾ収録のブルーレイディスク

新しい世代の動画記録用の光ディスクとして作られたのがブルーレイディスクで、動画ならばフルHDの映画も楽々収録できる容量があります。この容量の余裕を活かして、音の方もより高音質のハイレゾで収録したディスクを作ることが規格としても盛り込まれています。

なかには、5.1チャンネル(サラウンド音声)の形で、ハイレゾの音楽だけを収録したブルーレイディスクもあります。こちらも元々動画を収めるためとして作られた規格でもありますし、まだまだ音声をハイレゾで収録しているディスクは多くはありません。ですが、こちらも普通にCDサイズの光ディスクですので、CDショップやビデオを取り扱うお店で購入可能になっています。

例外として

こちらはもっともっと数が少ない例外的なものですが、ごく一部のアルバムの特装版では、ハイレゾ音源のデータをパソコンなどで使うUSBメモリに収録して販売したものもあるようです。

例えば、『The Beatles [USB]』というアルバムがこれに相当します。収録されている楽曲は、48kHz/24bitでサンプリングされた、立派なハイレゾ音源でした。

実はビートルズの楽曲は一般的な音楽配信サービスからはハイレゾ音源では発売されておらず、このアルバムを購入するのが、今のところ唯一のハイレゾ音源の入手方法になっています。

将来的にはもしや?

今はハイレゾ音源の購入はインターネットからのダウンロード販売が中心で、ちょっと敷居が高くなっています。パソコンにある程度詳しくないと、購入が面倒に感じられると思います。

もしかしたら将来的には、街のCD屋さんで購入&ダウンロードしてUSBメモリにハイレゾ楽曲を収められるようなサービスが行われるようになる可能性もある、かもしれません。