パソコンでのハイレゾ音源再生の入り口として。M-AUDIO「Micro DAC 24/192」

2017年11月16日

M-Audio USB-DAC ハイレゾ音源対応 デジタル→アナログ変換器 Micro DAC 24/192

パソコンを既にお持ちの方は、ハイレゾ音源入門にはパソコンに「USB DAC」機能内蔵の周辺機器を接続するのが最もお手軽かもしれません。

最近のスマートフォンは最初からハイレゾ音源をハイレゾのクオリティで再生する機能を持つ機種も増えていて、追加のオプションなしで気軽に始められるという観点では、こちらもハイレゾ入門用としてお勧めではあります。

ただ、スマートフォンも最近は頑張ってはいるものの、やはり本格的にオーディオ用として作られたイヤフォン用のアンプなどではないため、ある程度以上の音質が欲しい場合にはちょっと物足りなさも出てきます。

スマートフォン本体での再生よりもちょっといい音をお手軽に、という場合にお勧めしたいのが、パソコン本体とパソコンのUSB端子に接続するタイプの「USB DAC内蔵ヘッドフォンアンプ」を組み合わせて使う方法です。音質的にも定評のある製品が1万円前後から購入できます。

そんなUSB DAC内蔵ヘッドフォンアンプにUSBメモリと見間違うような、超小型の製品が登場しました。ノートパソコンでも気楽に使えるような小ささのM-AUDIO「Micro DAC 24/192」です。

超小型なれど、24bit/192kHzまで対応の本格派

パソコン用のUSB DAC内蔵ヘッドフォンアンプは価格が低いレンジの製品では、サンプリングレートが24bit/96kHzまでに留まる製品が多くなっています。

これはWindowsの標準のドライバーがここまでのサンプリングレートにしか対応していなかったため、それに合わせている部分もあるかもしれません。メーカー側としては、専用ドライバーを開発するという余分なコストをかける必要がなくなりますから。

ですが今回ご紹介するM-AUDIOのMicro DAC 24/192はWindows用の専用ドライバーの提供も行っていて、製品名にもあるとおり、しっかりと24bit/192kHzまでのサンプリングレートに対応を行っています。

内蔵されているヘッドフォンアンプもUSBコネクタに直結する小型軽量の本体でありながら、かなりパワフル。しっかりと色々なイヤフォンなどを駆動するパワーがあるようです。

また、低価格な製品には珍しく光デジタル出力端子を持っていて、USB接続の「DDC(Digital Digital Converter)」としても機能するように作られています。外部により高音質なDACを接続することで、音質をさらに引き上げることも想定されています。

手軽に使える小ささとお値段

M-AUDIO Micro DAC 24/192はまさにUSBメモリサイズの小ささ。コンパクトなノートパソコンと接続して利用しても、邪魔になりにくいサイズとなっています。

電源はUSBコネクタから取りますので、配線が邪魔になることもありません。

小型ながらボリュームコントロール用のダイヤルも備えていて、ノートパソコンでの使い勝手はかなり良さそうです。ただ、デスクトップパソコンに接続して使うときには、パソコン本体の設置場所によっては、逆に使いにくいボリュームダイヤルになるかもしれません。

専用のドライバーをダウンロードしてインストールする分、導入時にはちょっぴり手間が余分にかかりますが、その分、対応できるハイレゾ音源のフォーマットには余裕があります。

また、Windows 10では、24bit/192kHzまでに対応するUSB接続のオーディオ機器用の標準ドライバーが開発中のようです。プレビュー版にこっそりと導入されています。こちらが正式版に配信されると、M-AUDIO Micro DAC 24/192も、本当のプラグ・アンド・プレイで利用できるようになるかもしれません。

お値段は、Amazonでは9,980円で販売されていて、24bit/192kHzまでのPCM形式をサポートするUSB DAC内蔵ヘッドフォンアンプとしてはかなりお手頃価格になっています。

最初のハイレゾ対応機器としてお勧めできる機種の一つだと思います。