AKシリーズのエントリー機代替わりへ。AK70登場

2017年11月16日

アユート Astell&Kern AK70 64GB (ハイレゾ対応、microSD対応、ミスティミント) AK70-64GB-MM AK70-64GB-MM

iriverのAKシリーズのハイレゾ音源対応ポータブルプレイヤーのエントリー機、AK Jrの実売価格が大きく下がっています。為替水準などの影響が大きいのかと思いましたが、どうやらこちらの方が主な理由だったようです。

AKシリーズの新エントリー機、AK70が発表されました。

音質面でも機能面でも大きくジャンプアップしてAK Jrとの比較よりも、より上位のAK100IIなどと比較した方が良い水準の中身を実現してきたようです。

小型化しつつバランス出力にも対応

AK70は厚みは若干増したものの、サイズではAK Jrよりも更に小型化されています。

より上位の機種にも通じるような独特のデザインテイストを受け継いでいて、ソリッドな本体の面をえぐったような面取りで、デザインだけではなくAKシリーズ特有のボリュームノブ部分の操作性を上手く引き出しているのが特徴です。

ハード的な中身はAK Jrからは完全に一新され、AKシリーズで「第2世代」と言われるプレイヤーのAK120IIやAK100IIとの共通性が高くなっています。

音の決め手の一つとなるDACには上位機種と同じものを採用していますし、イヤフォン/ヘッドフォンは、今流行のバランス接続にも対応しているところも上位機種譲りとなっています。

対応するハイレゾ音源の形式はPCMでは最大384kHz/32bitまでですが、変換を行なわずそのままの音質で再生が可能なのは192kHz/24bitまでとなります。DSD形式は5.6MHzまで対応しますが、内部でPCM形式に変換しながらの再生になります。

本体内蔵ストレージは64GB、マイクロSDXCスロットを1つ備えて128GBまでの増設に対応します。

などなど、スペック的には上位機種に匹敵して、必要にして十分なものを備えています。

USB DACの外付けにも対応

AK70は本体のみでもとても音質面が向上していますが、新機能としてUSBコネクタから音源データをデジタル出力する機能が追加されました。この機能を使って、外部により高音質のUSB DAC内蔵ポータブルアンプなどを接続することが出来ます。

DSD形式やPCMの384kHzサンプリングのデータなどをそのまま出力できますので、AK70本体ではそのまま再生できないような音源データも、外部のポータブルアンプでより高音質の再生も可能と言うことになります。

音は比較対象が変わるぐらいにグレードアップ

音質面ではAK Jrからは大きくレベルアップして、音質の面で比較を行なう対象をより上位の機種相手にした方が良いぐらいの音になっているようです。上位機種であるAK100IIよりもむしろ太い、パワフルな音の再生を行なうキャラクターを持っているようです。

世代が異なりますが音質面でも大きな差が出来ましたので、もしかするとAK Jrをより低い価格帯で販売するようにしてAK70とは併売されるようになるかもしれません。それぐらいに音の面で改善されたプレイヤーになっているようです。

ちなみに、USBコネクタからの音源データのデジタル出力は、ファームウェアのバージョンアップで他の上位機種にも搭載が予定されているそうです。

また、エントリークラスの代替わりが行なわれることで、他の価格がかなり下がっているAKシリーズ第2世代機も、もしかすると遠くない時期にモデルチェンジが行なわれるのかもしれません。