e-onkyoは日本でのハイレゾ音源のダウンロード販売の先駆けとなったサービスサイトです。また、ほかの音楽配信サービスとは異なり、こちらのサイトはハイレゾ音源の専門というところにこだわりを感じます。
これまでの経緯
e-onkyoでは、2005年にWindows Media Audio形式で、96kHz/24bitサンプリングのハイレゾ音源のダウンロード販売を始めました。これが日本でのハイレゾ音源販売のスタート地点です。
2010年には楽曲のDRMフリー化を、日本のほかのサイトに先駆けて行ないました。2012年には、国内や海外のメジャーレーベルが参画を開始、2013年にはアニメソングの本格配信を開始するなど、ほかのサービスに先駆けていろいろな動きを取っているのが特徴の一つです。
また、2015年5月には、ハイレゾ音源の配信楽曲数が10万曲を突破しています。こちらも恐らく日本で最初となったはずです。
提供されている曲の傾向
ハイレゾ音源だけで勝負するサイト、と言うこともあって、配信されている曲はオールジャンル偏りなく、一通り全てのジャンルが網羅されているイメージです。
また、最近はゲームやアニメの音楽の配信に力を入れているのは、他のサービスと同様の傾向です。このジャンルの有名どころでは「ラブライブ!」のハイレゾ音源の配信を最初に手がけたのがe-onkyoです。
楽曲数
2014年には8万曲、2015年春には上にも書いたように10万曲を超え、さらに数を増やし続けています。最近は、CDなどの発売と同時にハイレゾでも配信される楽曲が増え、楽曲数の増加が加速している感があります。
音楽データの形式
FLAC形式では、44.1kHz~192kHz/24bitサンプリングのデータを扱っています。またe-onkyoでは、無圧縮となるWAV形式も数多く扱うのが特徴になっています。
DSD形式も2.8MHz~11.2MHz/1bitのものを比較的多く扱っています。
さらに新しい形として、32bit整数で量子化を行なったハイレゾ音源の配信も試験的に開始しています。
音源データのお値段
楽曲は全てハイレゾとなりますので、基本的には1曲、500円+税前後の金額での販売になっています。この部分は、他社と横並びといった形です。アルバムでまとめて購入すると、お得なお値段になっているのも同様です。
1曲ずつ購入すると割高な感じがありますが、アルバムで購入するとCDとほぼ同じぐらいのお値段で購入できます。ジャケットなどが付属しませんので、その分はちょっと損をする感じは残るかもしれません。
少しでも安くハイレゾ音源を楽しむために
e-onkyoでは、ハピタスというポイントサイトを利用することによりポイントが2.2%つきます。ポイントとして還元される比率は決して高くありませんが、できるだけお得にハイレゾ音源を楽しみたいですよね。